読書感想文9:「東大・京大に合格する子どもの育て方」
タイトルの割には意外と読み応えある一冊です。
生意気ですいません・・・。
でも、この本、タイトルですごく損しているような気がします。
東大京大ということはひとまず置いといて、、、
この本は、考える力をどのように養っていくのかについて、しっかり書かれています。
著者は関西で学習塾を経営されています。
しかも校舎数もまま多く、結構うまくいっているみたいです。いいな~w
この学習塾について詳しく知りたい方は下記のリンクからどうぞ↓↓
<思考教育の名門塾~灘学習院(神戸・西宮・宝塚・尼崎・豊中>
指導方針やカリキュラムなどが丁寧に書かれていて結構読み応えあります。
ちなみに著者が思う考える力を養うための秘訣は・・・
ズバリ
1、「教えない」
2、「放置プレイ」
3、「ゆっくり考える」
ことらしい。
これだけだとなんか禅問答みたいですね・・・w
本著で著者が繰り返して言っているのは
兎にも角にも「考える力」を養う。
そのために、
1、教えない:教えるのではなく子供の頭を動かし続ける
←子どもが頭を動かした分だけ賢くなるってことですね。教えないために子どもと一緒に学習して難問に挑むっていうのもありらしい。
2、放置プレイ:わからないままにあえて放置しておくこと
←お節介お父さんになってはいけないってことですね。気をつけますw
解けない問題を挑戦状だぁ!ドヤ顔でたたきつけてやって、あとは放置っていうくらいがちょうどいいかもしれませんね。
3、ゆっくり考える:考える力を身につけるためには、ゆっくり考える
←要するに反射神経を鍛えるだけの単純な百マス計算や漢字の書き取り練習みたいなものを延々とやっててもしょうがないってことですね。こればっかりやってるとただの筋肉バカになってしまいますもんね。
こう見ますと、
「考える力」を養うのは難しいなあって改めて強く感じます。
なにが一番大変かというと、やっぱり時間がかかるってことですよね。
だからこそ、土壇場の時に絶対的な力を発揮して助けてくれると思うんですね。
「考える」という習慣づけを行うためには日々からうっとうしいくらい子どもに「なぜ?」「どうして?」と問いかけるかもしくは問いかけられても真正面から受け止めてあげられるかがにかかっているような気がします。